ご存知ない方の為に。。。
フジツボとは、縁に開閉する羽根の付いているステンレス製の蒸し器で、
これを防風スクリーンとして利用する、かなり秀逸な技です。
もちろん私が考えた技ではありませんよ~。(笑)
ネーミングも私じゃありませんよ~。
こちらの記事や、
こちらの記事等 で紹介されていたのを参考にさせて頂いております。
こちらは、ぴったりとフジツボのフチの羽根を閉めた状態。結構コンパクト。
フジツボ・・・・確かに。うまいこと言うもんです。(笑)
羽根は最大ここまで開きます。
羽根を開いたフジツボの中央にアルコールバーナーをSETして点火します。
それから羽根を立てるようにして防風効果を高めます。
五徳は、エバニューの十字五徳を愛用してます。トランギアの五徳よりサイズが小さいので
写真のようにフジツボ羽根がぴったり垂直に立ち、高い防風効果が得られます。
載せるケトルの底のサイズにあわせて、羽根を微調整。少し隙間が空くくらいで。
純粋なストームクッカーほどではないですが、チムニー効果も発揮してんじゃないかな。。。
あとは、ぽけ~っと指でも加えながらお湯が沸くのを待つだけです。
アルコールバーナーは、防風なしだと、屋外では使い物にならないです。
CB缶や、ポンピングされる液燃系の火器と違い、
気化ガスにガス圧がない為、弱目の風でも炎が揺るぎまくり、
ちょっとしたそよ風でも、全くといっていいくらいお湯が沸かなくなります。
でも、フジツボがあれば大丈夫。
この日は、常温の水が、7分くらいで沸きました。
気温は、たぶん13℃前後で、晴れ時々曇りの条件です。
お湯が沸いたら、ドリップの準備に取り掛かります。
野外で淹れたてのドリップコーヒーを飲むのって、最高に美味しいです。
家で飲んでるコーヒーと同じ豆なんですけどね。もっと美味しく感じるんですよ。
このフジツボですが、アルコールバーナーの防風以外にも、
ネイチャーストーブ、炭床と多用出来るので、ソロには結構心強いと思いますよ。
ワンバーナークッキングやカップラーメンが主体のソロの時は、
これで十分メインストーブになります。
また、私のフジツボは底に足が3本付いていて、折りたためないタイプなのですが、
最近、ユニのダッチ底上げネットと同じ構造で、足が折り畳めるタイプの
フジツボがあるとの情報を、
怪しい元アルピニストさんから入手しました。
こちらのフジツボは、収納が更にコンパクトで、ディティールもよく出来ているようです。
現在、捜索中です。
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