キャンプ　と　ブルーグラス

先週に続き、また葛西臨海公園へピクニック♪に行きました。
ただし、今日のメインイベントは狩りです。


はい出発。

今日は私が子乗せ自転車3人乗り。　　　　　　　妻は1人乗りですいすいと♪
　
漕ぐこと約20分。はい到着。　　　　　　　　　サンシェードを組み立てて、、、
　
飯盒にスタッキングした350ml缶で、、、、、、、、乾杯～っ！
　


狩り　、、、の前には腹ごしらえです。
トラメジーノとバーナーUS-Dが相変わらずいい仕事してくれます。
サラミ×チェダーチーズ♪　　　　　　　　　　　　コロッケ×ブルドッグソース♪
　

ブルーベリージャム♪　　　　　　　　　　　　　チェリーとパイナップル付き♪
　



さて、狩り　、、、の前に食べ物が消化されるまで、休憩・・・・・・・

梅雨の合間のまったり日和
ランチビールがたまりません
ほんといい天気です

のんびり海岸を眺めていると汐がだんだんと引いてきているのがわかります

くつろぎながらも獲物と対面するシーンを時折り想像してしまう私・・・・・・





干潮まであと30分、、、
ん！じゃあそろそろやりますか。マテ貝狩り！


マテ貝を取るのは、アサリ等を取るのとは一線を画します。

アサリはどちらかというと木の実といっしょで採集です。
いる場所（ある場所）を調べて探す。

マテ貝は狩りです。
巣穴を探し出し、仕掛けて誘い出し、駆け引きして、仕留める。

では、そのプロセスを。

①巣穴探し
スコップで地表から５ｃｍくらいのとこを掘りながら直径1cm強の楕円形の巣穴を探しあてます。

初心者はカニの穴とかと区別がつきません。カニの穴より大きく、形が楕円形であることがポイントです。

これを体得するのがまず第一歩。経験者に同行すると早く体得出来ます。



②仕掛けて誘い出す
見つけた巣穴に塩をふります。

我家では、写真のような蜂蜜が入っていたプラスチック容器に塩を入れ変え使用している。適量に塩がふれ、塩がこぼれにくく、水に浸かりづらく使い易い。

なぜ塩をふるとマテ貝は顔を出すのか、、、
汐が満ちてきたと勘違いして、餌のプランクトンを取ろうとして顔を出すらしい。。。



③駆け引き
その穴が本当にマテ貝の巣穴であれば、5秒以内くらいで、まずドクッドクッと鼓動を打って水があふれてきたり、逆に引いたりします。
やつがいる証拠です。

で、20秒以内くらいで写真のような細長い2つ目のアサリの通称（？）ベロみたいなものが顔を出します。

でもまだ取らない！！


これは言わばダミー。掴んでも簡単にちぎれてしまいます。

ヤツは、この状態のまま数秒焦らしたり、ベロを引っ込めたり、時にはベロを自ら分離して、せっかちな捕獲者を弄びます。

この時点で、手を出すとヤツはビビッて巣穴の奥深くに潜り出てこなくなります。
一説によると巣穴は1m以上の深さがあるとか・・・・

この時点では、冷静に待ちです。
デュークトーゴーのように1発で仕留める機会を待ちます。

その機会とは、ヤツがベージュ色の硬い殻を見せる時。
敵がいないのかな？と安心すると、ヤツはベロの次にそのベージュ色の細長い殻を2～3cm巣穴からニョキッと覗かせます。


④仕留める
細長いベージュ色の殻を、親指と人差し指で、ギュッと掴みます。

掴むとヤツは地中に潜ろうと殻を引っ張ります。ここで絶対離さない。

でもまだ殻を強引に引っ張ってはいけません。ここでも身がちぎれる可能性があるのです。

一呼吸置くとヤツの抵抗は収まります。


そうしたらいよいよ掛け声を出して引っ張り上げます。ゆっくりと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（桂）　　　　（三　枝）
イチッ、ニッ、サンッ、シ～ｨッ！　　　　　　　　　　カ　ツ～ラ、サンッ　シ～ｨッ！　
　　　　　　（※半分引き出す）　　　　　　　　　　　　　（※全部引き出す。）
　
とったドォ～！　　　　　　　　　計25匹／1.5時間
　

さっそく夕飯に使いました。
パエリア！！