東名高速を運転しながら、取り敢えず丹沢方面へ。
ヤビツ峠、二股、大倉、寄etc・・・・どこへ向かおうか。
たまには、違うトレイルがいいかな・・・・
最初に浮かんだのは、塩水橋から丹沢、蛭ヶ岳へ向かうルートだった。
蛭ヶ岳へも久しぶりに行きたかった。
でも、この時間からだと登り始めるのは8時半ごろになってしまいそうだ。
そうなると蛭ヶ岳から下山するころ、暗くなっているかもしれない。
そうだ・・・・丹沢の東端!
東丹沢は山蛭が多いと聞いていたので、今までなんとなく敬遠していたが、
この時期なら、まだ蛭もいない。そうだ、そうしよう。
厚木ICで高速を降り、なんとなく田代運動公園前の河原に車を停めた。
4組ほどのキャンパーが、テントを張っていたが、まだ寝ているようだった。
橋を渡り、経ヶ岳へ向かった。
田代運動公園から経ヶ岳までは約3km。往復2時間半~3時間といったところだ。
麓からしばらくは杉の植林が続く。
静かな山行。誰ともすれ違わなかった。
2/3ほど登ったところで、林道と交差する。
林道付近で、都心方面への眺望が開ける。新宿の高層ビル群がはっきり見えた。
またしばらく林間のトレイルに戻る。
山頂手前に近づくにつれ、広葉樹が多い。冬枯れした木立。
落ち葉で少し滑りやすい。
歩くこと1時間半。経ヶ岳の山頂に着いた。
山頂にはベンチがあり、南北に連なる丹沢の主稜線が一望出来る。
関東ふれあいの道に指定されているので、道・道標はよく整備されており、
ところどころ腰を休めるためのベンチも設けられている。
南側への華厳山、辺室山、北側への仏果山、高取山と、
600m~700m前後の山々を結ぶ縦走路が延びている。
丹沢は、修験者に開かれた歴史もあり、仏教の流れを感じる山名が多いですね。
丸一日かけて、南北に横断するのも面白いかもしれない。
山頂にてモーニングコーヒーを淹れ、丹沢主稜線を眺めながら一服。
冠雪と言うにはほど遠いが、ところどころ雪が山肌を覆っているのが見えた。
この主稜線を縦走路は、丹沢一眺望のいいトレイルだ。
2年前、丹沢を横断したことを懐かしく思った。
20~30分ほど、山頂でのんびりした後、下山した・・・・・
田代の川原に戻ると、じゅんちちさん、春風香さんが、設営中だった。
思い出した!今日は、ここで主催者yumaさんがばっくれた田代オフがあったのだ。
おお。なんという偶然!!
初めてお会いする皆さんとご挨拶を交わす。
山登りでかいた汗が冷えて来た。焚き火にあたらせて頂き、暖を取る。
ビールを勧められたが、明日は所要があり帰らなければならない。
車の運転もあるので、呑めないのが残念だ。
皆さんと会話が弾み、30分ほど経っていた・・・・・
そして、気がつくと手元の注がれたビールをつい口にしてしまっていた。
なんたる油断・・・・・泊まって酔いを醒まさなければ。
テントもマットもシュラフもランタンもシェラカップも箸もスポークも、
幸いなことに車に積まれていた。
せっかくなので、大いに宴を楽しんだ。
山登りの軽い疲れと、おもてなしで、手のひらがポカポカ暖かくなり、
まったり気分に油断したのは10時前。はい、オチました。
翌朝、目が覚めたのは、夜明け前でした。
美しい朝焼けを見ることが出来ました。
ありとあらゆるものが霜に覆われていました。
車の窓も結露が凍結しています。・・・・・あれ?
バンカーさんの車はダイワハウチュ?(笑)・・・・
びっくりして、本人を起こしに行こうとしたら。・・・・・あれ?
こ、ここにもダイワハウチュ!(笑)
さぁ。7時です。そろそろ帰路に着かねば。
まだ寝てらっしゃる方とは、別れのご挨拶も出来ずじまいで失礼しました。
ご一緒して頂いた皆さん!
山行中につき、何もおもてなしするモノを持ち合わせていない私に、
美味しいお酒と食事!暖かい焚き火!楽しい会話を頂き有難うございました。
春さんからは、椅子まで頂いてしまいました。大切に使わせて頂きます。
また、フィールドでお会いした際はよろしくお願い致します。
おしまい!
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