雨山峠~ユーシン~檜岳 その3

ユキヲ

2011年05月31日 18:57

だらだら長くなってしまいましたが、新緑の丹沢レポ最終回。



前回までのレポはこちら。
雨山峠~ユーシン~檜岳 その1
雨山峠~ユーシン~檜岳 その2
早朝のユーシン散策を終え、幕に戻りましたがEitakuさんまだ寝てるし…

しかも… マットは脇に置くもんじゃありません。下に敷くもんですが…(笑)


尺イワナのガセネタの懺悔か…
テン泊装備満載のザックを担いで歩くことを体験したかったのか…

意図は不明ですが、2日目はEitakuさんが70Lザックを背負いました。(笑)


昨日来た道を雨山峠まで戻ります。ナメ床を歩くのは非常に気分爽快です。


この日のルートは、、、
ユーシン~雨山峠~雨山~檜岳(ひのきだっか)~伊勢沢ノ頭~秦野峠林道~寄水源ゲート

雨山峠からちょっと檜岳の方へ稜線を10mも登ると、木の間から富士山がお出迎え。


雨山へ向かう稜線は、トウゴクミツバツツジがきれいに咲いてました。


檜岳稜線登り始めは、リッジ続きですが、


雨山山頂に近づくと、なだらかなブナ林の様相を帯びてきます。


2日目も、新緑に囲まれ気分上場!


表丹沢では見かけないような、樹齢の逝ったブナの大木もありますよ。
ブナの右側をEitakuさんが歩いているので、ブナの大きさがよく分かります。


雨山山頂です。山頂はなだらかで、木に囲まれてますが、


木立が切れる山頂の端からは、太平洋側の眺望!…


蛭ヶ岳を中心とする丹沢主稜線!…


ユーシンから聳え立つ檜洞丸!…


富士山も!…


眺望も素敵ですが、陽光を受けた新緑がまばゆいばかりに鮮やかでした。


雨山から檜岳にかけては、
新緑を幹に携えたブナ林の原生林が、見渡す限り続いています。


秋の紅葉と同じで、新緑も太陽光を浴びると、実に色鮮やかです。


富士山の右には、未だ冠雪している南アルプス。

今年は標高3000mのスカイラインで何回テン泊出来るだろう。

「梅雨が明けたら、すぐ北岳行ってみたいねぇ!」なんて会話しながら、
新緑のトレイルを進むと、檜岳を越えて、伊勢沢ノ頭までの稜線歩きは、あっという間でした。


伊勢沢ノ頭からは、秦野峠に向かって尾根を下って行きます。


そこでも、時折り富士山が姿を見せてくれたり、


太平洋が望めて、飽きません。


歩いていると、近くの木から小鳥が飛び出しました。
見てみるとキツツキの巣が、登山道のすぐ脇の木にありましたよ。

ちょっと離れた木から親鳥がずっとこちらを眺めて離れませんでした。
卵が巣にあったのかもしれませんね。

秦野峠まで下降してきました。ここから更に秦野峠林道へ向かいます。

この先の分岐がちょっと判り辛かったです。

途中で何回がザック交換しようかと呼びかけましたが、最後まで頑張るEitakuさん。


でも長い下り道には、膝が少々疲れてきた様子。

ザック重いと下りのほうが、足腰に来るんですよねぇ。。。

頑張って、秦野峠林道に到着。


意外にも、ここでも山裾から富士山の姿を拝めました。

終日いい天気だった証しのようなもんです。

ここからは、舗装された林道をてくてく歩き。


寄水源ゲート到着。

ここで楽しかった山行終了!…


天気にも恵まれて、西丹沢の新緑、沢、檜岳山稜の稜線をたっぷり満喫出来た山行になりました。

そしてユーシン…、ここを基点にいろいろ楽しめそうな気がしました。

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