当初予定では塔ノ岳のもうひとつ先の丹沢山(1567m)まで行くつもりでした・・・・・・
3時起き5時半登山開始の予定で・・・・・・
・・・・・ところが、朝目がさめると既に6時。
・・・・・やばい。予定のコース回り切れないかも。
即行で車に飛び乗り、首都高と東名をかっ飛ばしましたが、それでもヤビツ峠の駐車場に着いたのは8時ごろ。
今回はデジイチ持参で、写真も楽しみながら縦走するで、9時間くらいの予定でしたが・・・・
う~む。途中まったりしてたら日没までに間違えなく帰れるか微妙な時間。。。。
しょうがないので、様子を見つつ、折り返し地点を途中にすることも念頭に登山開始しました。
まずは、ヤビツ峠から二ノ塔。ヤビツ峠から途中の富士見橋までの1.6kmは一般道です。
自転車で峠をアタックしている人たちが結構いました。風のように通り過ぎます。
しゃっちょさんは見かけませんでした。
富士見橋のところに富士見山荘があり、ここからが登山道。
最初の方は、木立に囲まれた登山道でさほど眺望はよくありませんが、
芽生え出して来た新緑がなかなか新鮮な感じでよかったです。
二ノ塔の手前あたりで、視界の開けた道になりました。
今急勾配で、ガレ場の多い1.7kmでしたが、あっさり二ノ塔へは辿り着きました。
眺望もそこそこ開けてきました。
次の目的地、三ノ塔を視野にロックオン。自分が歩く稜線もはっきり捕らえられます。
次の三ノ塔までは0.5km。割とすぐ到着しました。
ここで眺望が、更に、一気に、グッと開けます。かな~り、いい眺めです。
富士山も、前回登った大倉尾根もよ~く見えます。
写真右側の一番小高いところが塔ノ岳。
その塔ノ岳から富士山方向に伸びているのが鍋割稜線。
鍋割稜線の下で、塔ノ岳から斜め左下に延びている稜線が前回のルートの大倉尾根です。
こちらは本日のコース、表尾根。
手前から鳥尾山→行者岳→新大日→塔ノ岳とZ字型に頂が連なっています。
塔ノ岳が一番小高く見えるところ。
塔ノ岳の右に見える二番目に小高く見えるところが、当初折り返し地点にしていた丹沢山。
遠近感の違いで、丹沢山のほうが低く見えてますが、ほんとは塔ノ岳より高い山です。
その丹沢山から北西の宮ヶ瀬湖まで伸びる一番奥の稜線には、丹沢三峰が見えます。
そのひとつしたの稜線が天王寺尾根。そのまた下が長尾尾根。
・・・・・・・・・・・・・と、こんな感じで、塔ノ岳を起点に、東丹沢のリアルなマップが、私の頭の中に出来上がって行きつつあります。
あの峰も、あの尾根もみ~んな登ってみたいですね・・・・・・・・・・・・・
今は心底そう思っております、、、熱しやすくて冷めやすい私ですが。。。(爆)
今回は峰と峰の間の稜線を行くだけに登っては下り、下っては登りの繰り返し。
そんなに下ると、、、帰りが大変じゃね??とも思いましたが、、、、
実際やってみると、大倉山の時みたいに、行きはほとんどずーっと登りっぱなし、帰りは逆で下りっぱなしってより、変化があって楽しかったです。
三ノ塔からは、しばし急な下りが続きました。ところどころ鎖場もあるガレ場です。
しかし、素晴らしい眺望がずっと続き、山桜や新緑が爽やかで、気持ちいい。
登りに入ると一転、笹と低い木立のトンネルのような道も。
そこを抜けると、鳥尾山。ここも素晴らしい眺望が続きます。
ちょっとガスがかって来た感じ。
ここから行者岳を経て新大日までは、断続的にアップダウンがありました。
行者岳の名の通り、昔は修験者の修行の場だったらしいです。
鎖場が設けられている急な岩場があったり・・・・・・
沢が切れ込んで尾根が痩せていたり・・・・・・
足場もそれなりに悪くなってきます・・・・・・
しかし、、、このコース、お約束のように峰の前後に急勾配があって、何か試されているような感じです。
さて。新大日到着。
新大日から塔ノ岳までは、1.4キロくらいのずっと登りです。
MAPで見ると、最初の二ノ塔までの登りのほうが、傾斜が急で距離も長いのですが、ここまでの疲れもあって気持ち的にはここのほうが長かった感じでした。
しかし、塔ノ岳は目前に迫り、山小屋もかなり大きく見えるようになっています。
さてもうひとふんばりですが、ここも峰の手前はお約束のように急勾配。
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いや~、また来てしまいました~!塔ノ岳。
セルフ。(笑)
さて、ここから先の丹沢山・・・・・・・
この時点で12時過ぎ・・・・・・
ここから丹沢山まで行くと往復で1時間半から2時間弱・・・・・・
なんか、昼飯もそこそこで慌ただしい帰路になりそうな・・・・・
なんて、くよくよ思っていながら・・・・・・
取り敢えずでビールを「プシュ~・・・・・グビィ~・・・・・・」
予備の2本目も「プシュ~・・・・・グビィ~・・・・・・」
山頂に根を生やしてしまいました。(笑)
そのままそこで、棒ラーメン、ラーメンおじや、ドリップコーヒーのフルコースを堪能。
山でもケロシン
前回は、南アルプスあたりまで見えましたが、今日は見えません。
これが春霞ってやつですかね。これもまたよしと。
神奈川県の最高峰である蛭ガ岳も、檜洞丸も、今日は辿り着けなかった丹沢山も山頂から一望出来ました。この辺りが丹沢山系の主脈です。
山頂で山々と地図と交互に見比べながら、のんびり次の縦走のコースなんか考えてまったり・・・・・・
奥行きの深い丹沢山系がどこまでも続いているのを眺めているだけで気持ちいいです。
ぼーっと眺めているうちに、泊りがけで主脈をグルッと縦走してみたい気持ちになりました・・・・・・
気持ちイイだろうな。。。
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